ライフスタイルの変化に伴い家具や収納の入れ替えが定期的に必要になります。
- 家族が増える(出産・結婚)
- 家族が減る(子供の独立)
新しい家具を購入すると以前の物を処分にないといけませんが、大型の家具は1人で動かすことが出来ません。
そこで不用品回収業者に依頼して回収をお願いする人もいます。
不用品回収業者を探すとき、こんな悩みを感じていませんか?
- 回収を依頼したいが、ぼったくられないか心配
- どんな業者がいいのかわからない
もしも悪質な業者を利用してしまうと高額な処理費を請求されたり、回収したゴミを不正に処理され後からトラブルになったりします。
怖い業者には頼みたくないけど、粗大ゴミは捨てたい。。。どうしたらいいの?
そんな人のために、信頼できる不用品回収業者の選び方を教えます。
この記事では悪質な不用品回収業者から、ぼったくられないための方法を解説します。
この記事を読むことで、ぼったくり業者を避け適正な金額で仕事をする業者を選ぶことができます。
最後まで読んで、ゴミ回収を依頼する際の疑問や不安を解消しましょう。
信頼できる不用品回収業者の選び方
絶対にこの業者に頼めば安心です!そんな信頼できる業者を知りたいですよね?
残念ながらそんな業者は存在しません。
そんなぁ・・・じゃあどこに頼めいいの?
たった1つの正解はありませんが、回収業者を選ぶときのコツは、ぼったくり業者を避けることです。
ぼったくり業者を避けるための注意点として
- 一般廃棄物処理業の許可を持っているかを確認する
- 料金相場を知るために合い見積もりを取る
- 会社のHPや口コミを確認する
この3つは必ず押さえておく必要があります。
順番に見ていきましょう。
一般廃棄物処理業の許可を持っているか?
出典:環境省、粗大ゴミの捨て方Q&Aよりhttps://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html
一般廃棄物処理業の許可を持っていない業者は、ご家庭から出た廃棄物の回収をすることはできません。
このことは環境省のHPでハッキリと書かれています。
つまり一般廃棄物処理業の許可を持っているかどうかで、ぼったくり業者を見抜くことができます。
許可を持っている業者を探すときは、「お住いの地域 + 一般廃棄物処理業許可業者」で検索すると出てきます。
ぼったくり業者はなぜ営業できるの?
でも、どうして許可を持っていない業者が堂々と営業できるんだろう?
それはぼったくり業者が、法律の抜け道を使っているからです。
ご家庭から出た廃棄物は、一般廃棄物処理業許可を持っていなければ回収出来ません。
ですが有価物であれば古物商の許可を持っていれば回収が可能です。
ぼったくり業者は廃棄物ではなく、有価物を運んでいるという言い分で仕事をしています。
- 物の性状
- 排出の状況
- 通常の取扱形態
- 取引価値の有無
- 占有者の意思
廃棄物か有価物かは、これら5つの要素を総合的に判断します。
分かりやすく例えると、「いらない木材は廃棄物→ゴミ」ですが「いらない木材を再利用すれば有価物→リサイクル」になります。
ぼったくり業者は、「表現のあいまいさ」を使ってご家庭のゴミ回収の仕事をしているので、間違って依頼しないよう注意してください!
ゴミの回収を依頼される場合は、お住いの市区町村が案内するルールで処分してください。
合い見積もりを取る
家庭ごみの回収を依頼する場合は、複数の会社で合い見積もりを取りましょう。
なぜならゴミ回収の金額は頼む業者によって大きく異なるからです。金額の高さと仕事内容が一致していればいいのですが、そうでない場合が多いです。
相場より高い料金を取られないために合い見積もりを取りましょう。
その際に注意することは
- 3社以上の見積もりを取る
- その日に頼まない
- 1人で判断しない
最低限おさえておきたいポイントです。
必ず合い見積もりを取る
不用品回収を依頼するときは、最低でも3社以上の見積もりを取りましょう。
その理由は回収するゴミの内容次第で、料金が大きく変わることがあるからです。
知識がないと適正な料金の判断が難しく、その金額が相場より高くても料金を支払ってしまう人が多くいます。
ざっくりとした金額でいいので、料金相場を把握しておきましょう。
以下の料金相場を参考にしてください。
車種 | 軽トラック一台 | 2tトラック一台 |
料金 | 10.000円~20.000円 | 20.000円~35.000円 |
料金設定に幅がある理由は重い物が多かったり、家電リサイクルなど別料金がかかるものがあったりすると金額が高くなるからです。
3社以上に見積もりをお願いして、平均的な金額の業者に回収をお願いしましょう。
安すぎる業者に注意
見積もりをお願いしたときに、相場より極端に安い業者を使うのはやめましょう。
頑張って見積もりしたから、一番安い業者に頼みたいんだけど。どうしてダメなの?
金額が極端に安い業者は、回収したゴミを不正に廃棄する恐れがあります。
不法投棄。。。なんでそんなことを?
回収したゴミの処分には当然処分費が必要です。しかし不法投棄すれば処分費がかからず業者の利益が増えるからです。
不法投棄は環境を破壊する最低の行為です。そんな業者に依頼しないよう注意してください。
会社のHPや口コミを確認する
ぼったくり業者を避け優良な会社を探すには、HPや口コミを見るのも有効です。
どういった所を見ていけばいいのか分かりますか?誰でも簡単に確認できる内容なので事前に調べておきましょう。
それぞれの注意点を見ていきます。
HPの確認
家の郵便受けなどにチラシを入れている業者は、会社のHPがない場合があります。
そんな業者は論外ですが、HPがあったとしても注意する点を見ておきましょう。
・運営者の顔写真
・会社概要
運営者の顔写真を掲載している会社はそれだけで信頼度が上がります。自分の写真をのせていたら悪いことは出来ません。
会社概要は
・会社所在地
・電話番号
・事業内容
・許可一覧
など詳細な情報が書いてあります。
これらの内容がしっかり書いてる会社は信頼していいでしょう。
口コミ
口コミも重要な判断ポイントになります。
口コミを見るときは高評価だけを見て判断せず、低評価も合わせて見るのがオススメです。
インターネットで探すときは、「お住いの地域+不用品回収業者+口コミ」で検索すると出てきます。
検索が苦手な人は「くらしのマーケット」を利用しましょう。
くらしのマーケットの使い方を簡単に説明しておきます。
カテゴリ一覧をクリック
カテゴリの中の不用品回収(軽トラック|2tトラック)をクリック
各業者の口コミを確認できます。
簡単に操作できますので、信頼できる業者を探すために活用してください。
まとめ
今回は信頼できる不用品回収業者を見つけるコツを紹介してきました。
この業者に頼めば絶対に安心です!という正解はありません。
しかしぼったくり業者を避ける方法はあります。
その方法とは
- 一般廃棄物処理業の許可を持っている業者に頼む
- 合い見積もりを取る
- 会社のHPや口コミを確認する
この3つに気を付けて100点ではなく、80点の業者を目指しましょう。
特に確認しておくと良いのが、「一般廃棄物処理業の許可」を持っているかどうかです。
ご家庭から出た廃棄物は、一般廃棄物処理業の許可を持っていないと回収することができません。この許可を持っている時点で信頼できる業者だといえます。
業者を探すときは、「お住いの地域名+一般廃棄物処理業者」で検索すると見つかります。
依頼する業者が見つかってもすぐに頼んではいけません。まずは料金の相場を知るために合い見積もりを取ってください。
最低でも3社くらいは見積もりを取りましょう。
その際に会社のHPや口コミ情報を一緒に確認しておくとスムーズです。料金の比較や口コミをするならくらしのマーケットをおすすめします。
ぼったくり業者を避けるには、めんどうくさがらず丁寧に調べることが大事です。
じっくり比較検討して正しくゴミを処分してください。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。それではまた